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平成22年度 海外研修旅行の実施
The latest update 2010.06.05

八田技師銅像に献花

八田技師の軌跡を訪ねる台湾研修5日間の旅  

当社の研修旅行は、海外研修旅行と国内研修旅行を組み合わせながら毎年行われてい
ます。日本だけにとらわれるのではなく、世界を視野に入れ、歴史や新しいものを見聞することにより、その経験が仕事や自分自身においても、この国際化時代の中で貴重なものになり得るという米沢社長の方針です。海外研修旅行は、過去にグアム、ハワイ、韓国、香港、バリ、上海、ラスベガス、大連、バンコックを訪問しており、本年は台湾(中華民國)研修旅行を実施しました。5月15から6月16日間、5班編成に分かれ4泊5日間の日程で米沢電気工事社員、米沢電気グループ社員を含めた総人数290名が参加しました。
今回は故宮博物院、中正紀念堂、龍山寺などの台湾の歴史にふれ、また石川県金沢市出身の八田與一技師の功績のあった烏山頭水筒の視察やお墓へもお参りをしました。2014年北陸新幹線の金沢開業に向けて工事が進んでいますが、烏山頭水筒への移動には、台湾高速鉄道の700T型の新幹線(台北駅~嘉義駅)にも乗車することができました。


台湾校則鉄道700T型列車 台北駅にて

烏山頭水庫 放水口にて 国立故宮博物院 本館前にて

第一班 研修レポート 本社 設計部 N.U (平成22年4月入社)】
私達1班は5月15日~19日の5日間台湾へ研修旅行に行きました。台湾は5月でも気温が30度超えは当たり前、さらに湿度も高く非常に蒸し暑い毎日でした。でも、この5日間は雨が降ることなく晴れ続きで、色々な名所をゆっくりと見学する事ができました。
研修旅行2日目は、台北市内観光でした。まず忠烈祠へ行きました。そこでは兵隊の交代の儀式が行われていました。一糸乱れぬ動きで、思わず見入ってしまいました。そのあと、故宮博物院や龍山寺、中正紀念堂、そして508mの高さを誇る高層ビル「台北101」にも行きました。外から見るとすごい迫力でした。中へ入るとたくさんの観光客がいて、展望台へ行くためのエレベーターに乗るだけなのに、長い行列ができていて、並んで約1時間後にやっと乗ることができました。エレベーターの速さにも驚きあっという間に89階の展望台へ着き、台北市内を一望することができました。その景色の美しさにはとても感動しました。夕食後、夜市にも行きました。夜でもたくさんの人で活気があり、お店を見て歩くだけでも十分に楽しむことができました。また、物価の安さにも改めて実感することができました。
3日目は、烏山頭ダムを見学しました。このダムを設計した八田興一さんは石川県金沢市出身、とても身近な人物なのに私は今回の海外研修まで八田さんの事を全く知りませんでした。記念館でビデオ鑑賞をして、八田さんはとても責任感の強い方だと感じました。そのあと八田技師銅像を見ました。この銅像は座って頭を触りながら悩んでいるような格好が特徴的で、話によると、頭を触り髪をいじる仕草が癖で、その行動には八田さんの気持ちの状態によって少しずつ違いがあったそうです。そして八田さんの設計したダムはとても素晴らしく綺麗でした。このダムを上から見ると珊瑚の形に見えるそうです。八田さんのこの海外での活躍をまだ知らない人達に伝えていくべきではないかなと思います。自分自身、よく学ぶことができて本当に良かったです。
4日目は、自由行動で私は「B級グルメプラン」を楽しみました。色々なお店へ回り、ガイドさんお勧めのB級グルメを堪能しました。食べるだけではなく、おみくじができるところや、二二八平和記念公園、そして日本で言う原宿のような場所にも連れていってもらいました。短時間でしたが色々な場所へ行くこともでき満足しました。
今回私は初めて海外研修旅行に行かせてもらい、日本とは違った台湾の特徴に色々驚きもありましたが、台湾の歴史に触れ、八田技師のような海外での日本人の活躍ぶりを知ることもでき、本当に学ぶことが多かったです。大きなトラブルもなく、無事に5日間を過ごすことができました。海外は滅多に行けることではないので、このような機会を頂けて大変嬉しく思っています。5日間ありがとうございました。
                                 
第二班 研修レポート 本社 電力工事部 配電課 A.H】
今年は2年に一度の海外研修で5/22~5/26で4泊5日の日程で台湾に行ってきました。5/22(土)夕方に小松空港から飛び立ち約3時間で台湾の台北空港に現地時間で22時過ぎに到着となり、その際に飛行機から見えた夜景がとてもきれいで感動しました。到着後、空港からバスでホテルへの移動だけでしたが、台北市内の交通状況は車線幅が日本と比べて狭く車との間隔が接近していてスリルがあり、又バイクの多さにもびっくりでしたが帰る頃には慣れてしまいました。
2日目は市内観光で忠烈祠、故宮博物院、龍山寺、中正記念堂などを観光しました。中でも特に印象に残っているのは、故宮博物院での観光客の多さです。博物院内では中国からの観光客で溢れておりじっくり展示物を鑑賞する事も出来ない状況で移動するのもやっとの思いでした。ここで思った事は中国人のパワーは凄いなという事でした。この状況の中でも見逃してはいけない翡翠で作られたバッタが乗っている白菜を見るのは大変でしたが、人混みに負けずに日本人として頑張って見てきました。
3日目は台湾高速鉄道で台北駅から約2時間かけて台南の嘉義駅へ向かい、嘉義駅からバスに乗り換えて約1時間の工程で烏山頭ダム見学に行きました。烏山頭ダムは大正から昭和にかけて、石川県出身の八田與一技師が指揮をとり完成させたダムで日本統治時代の台湾での農業水利事業に大きな貢献を残す工事でした。八田技師は自ら現場の先頭に立って調査、指揮をとり、その間家族サービスも出来ないほど一生懸命になって完成させたという事を記念館で知り、八田技師も暇があれば我が子と遊びたかっただろうなと思うと凄い人だなと思いました。台湾の人に親日家が多いのは、八田技師の功績が大きかったからだとガイドさんから聞き、日本人として誇りに思えたのは私だけではなかったと思います。しかし、戦争中にフィリピンへ赴任途中にアメリカ軍の魚雷により乗っていた船が撃沈され戦死し、さらに終戦直後妻が後追って烏山頭ダムに身を投げた事を知り切なくなりました。その思いを胸にお墓参りでは心から尊敬と感謝の念を込めて祈ってきました。
4日目は自由行動で、市内をタクシーに乗り散策して回り、夜市ではゆっくり品定めをしてお土産を買いまくるなどをして過ごしました。ほか、色々ありましたが長くなるので止めときます。
あっという間の4泊5日でしたが、優しいタクシー運転手のおっちゃんや夜市の活気、台湾式マッサージや足つぼマッサージでの痛い思い出、小籠包の衝撃的な旨さに感動しつつ火傷したなど、いろいろ楽しく過ごせた時間があった思い出と、八田技師の仕事に対する情熱に学ぶところがあるなと考えさせられる有意義な研修旅行でした。
                          
中正記念堂 忠烈祠

第三班 研修レポート  本社 システム工事部 情報通信課 K.K】
今回は4泊5日で台北観光、烏山頭ダム見学、自由行動のスケジュール。初日は主に移動で、空港到着後の気温は予想よりも涼しく、今回の旅行が有意義なものになることを予感させました。
2日目より龍山寺、総統府(車窓)、中正紀念堂、忠烈祠、台北101、故宮博物院を観光しました。朝一番に向ったのは龍山寺です。龍山寺は台北の古刹で、仏教、道教、儒教など様々な宗教が習合しているそうです。荘厳で極彩色が随所に使われた建物には一般信者が多数集まり、朝から読経する姿に信仰の厚さを感じました。
午後からは忠烈祠、台北101、故宮博物院の観光をしました。台北101は2004年の秋に当時世界一の超高層建築物として竣工された101階建のビルです。この高さにも関わらず僅か37秒で89階の展望台まで上がることができます。92階から87階に設置された直径5.5mものダンパーは建築物の震動幅を最高40%まで減少させることができるそうです。この超高層ビルも日本の技術で施工されており、日本人として誇りに感じることができました。
3日目は台南県にある烏山頭ダムへ台湾新幹線で移動しました。台湾新幹線は日本のJR西日本と東海が開発していることもあり、ほとんど日本の新幹線と同じでした。設備については台湾の亜熱帯気候に合わせて各車輌の空調システムが強化されている点などが日本の新幹線と異なる点です。
嘉義駅に到着後、専用バスにて烏山頭ダムへ向かいました。周辺は「烏山頭水庫風景区」という山とダム湖を楽しむ憩いの場に整備されていました。見どころは堰堤、放水口、八田與一紀念室、銅像、殉工碑などで、八田技師が台湾の方々に慕われていたことがよくわかりました。
4日目はオプショナルツアーで九份、淡水を観光しました。
九份では映画の世界を彷彿させるようなレトロで独自な街並みを見学する事ができました。元来、九份は日本統治時代にゴールドラッシュで発展した街で、なにか懐かしい雰囲気が感じられます。日本人は勿論、地元の人にも人気のある観光地でした。淡水では紅毛城を見学しました。紅毛城は1628年にスペイン人によって築城されたといわれ、小さな港町に積み重ねられた移りゆく歴史には興味深いものがありました。 
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